初めて個人事業主として独立される方向けの開業準備に必要なこと

☆初めて個人事業主として独立される方向けの開業準備に必要なこと☆

こんにちは!ズッキーです(^ ^)

今回は前回書きました「失業認定」の記事とは対照的な記事になります、「個人事業主として独立される際の、開業準備に必要なこと」についてまとめた記事を書いていこうと思います!(=゚ω゚)ノ

こちらの記事を書こうと思った理由ですが、僕自身が最近ファイナンシャルプランナーとして最近活動している中で「これから個人事業主として独立したいが、何から手をつけたらいいか分からない」といったご相談に乗るケースが多いからです( ・∇・)

たしかに僕自身もBARを始めた起業したての頃は、何をしたら良いのか全く分からなかったので、多くのすでに独立されている方々から教えてもらうことだらけでした。

参考までに、僕が普段経営させてもらっているBAR「旅BAR 夢port」の情報はこちらです(*゚▽゚*)

僕は「直接人から教えてもらう」という方法を取りましたが、時間を効率よく使うためにも、「開業準備に必要なことのまとめ記事」はあったら便利なのかなと思いますね( ^ω^ )

なので僕のブログモットーでもある「求められている声にお応えする」スタンスで、今回も記事を書いていきます!

 

そしてもう1つ参考情報になりますが、「今までは会社に勤めていたが、会社を退職してこれから個人事業主として独立する!」という方には、

ぜひ以前書きました「失業手当の受給方法」についての記事もありますので、こちらも参考にしていただけたらと思います♪( ´▽`)

退職時は要チェック!失業手当をもらうには?必要な条件と申請方法まとめ

2019.12.06

 

目次

・開業すると決めた日からできること

・開業される際に「物件を契約される場合」の注意点

・開業に必要な手続き

・個人事業主の青色申告と白色申告について

 

 

☆開業すると決めた日からできること☆

まだ実際に開業していなくても、「開業しようと思った日から」準備できることが1つあるのをご存知でしょうか?( ・∇・)

これはこの準備のタイミングから手をつけておけると、税金対策の面で非常に有効なことですね( ^ω^ )

それは‥「経費を作って、経費の金額を帳簿に入力する」ことです!♪( ´▽`)

最初は何のお金が経費になるのか分からないかもしれませんが、大事なのは「とにかく領収書をもらう習慣をつけること!」

領収書やレシートは、とにかくもらえるものは全てもらう!そしてもらった領収書やレシートを日付け順に並べて、1つのファイルに入れて保管できたら完ペキです(*゚▽゚*)

 

【個人事業主は避けて通れない確定申告】

個人事業主として独立されている方は、「毎年2月16日から3月15日」までの間に「確定申告」という作業をしなければなりません。

これは簡単にいうと、「自分の納める所得税の金額を自分で計算して、税務署に書類を書いて提出する」というものなのですが、この時に「事業の経費として、何にいくらの金額を使ったのか」を書類に書かないといけないんですね( ;∀;)

ちなみに「個人事業主として独立するけど、確定申告についてはよく分からない‥( ;∀;)」という方は、僕が確定申告について解説したこちらの2記事も読んでもらえたらと思います!

【基礎】白色確定申告のやり方とは?100人に対面で教えた初めての方でもできる方法

2019.12.08

【実践】白色確定申告のやり方とは?100人に対面で教えた初めての方でもできる方法

2019.12.08

 

でもこの作業をすれば、ご自身の税金(所得税)を減らすことができます(*゚▽゚*)

そしてご存知ない方も多いのですが、この経費計上は「開業しようと思った日から」可能です!

つまりまだ実際に事業を始めていなくても、「準備に使った経費」として認められるわけですね(≧∀≦)

 

【経費を管理するツール「帳簿」】

そしてその経費を管理するツールとして使われるのが「帳簿」というものです。

この帳簿は、個人事業主の方は入力が義務となります。「知らなかったから」では済まされないので、この帳簿入力は確実にできるようになっておいてくださいね( ´ ▽ ` )

帳簿の書き方は、こちらの記事の「お金の管理って、どうやってしているの?」という項目を見てもらえたらOKです( ・∇・)

BAR経営の裏側〜経理面での実際について〜@旅BAR 夢port

2019.12.16

もし僕の使っている帳簿ファイルが欲しいという方は、この記事の一番下にお問い合わせフォームを設置しておくので、そちらからご連絡いただければ差し上げます(^ ^)

 

 

☆開業される際に「物件を契約される場合」の注意点☆

独立・開業といっても何の業種をやっていくのかで、準備するものが大きく変わってくると思います。

なので開業準備を進めるうえで、みなさん必要な物を揃えていかれると思うのですが、「物件を契約して事業を始める場合」には1つ注意が必要です(=゚ω゚)ノ

例えば、僕らのようなBARであったり、エステサロンを開かれるなどの場合ですね。(事務所登録にコワーキングスペースを使われるなどといった場合は例外です。)

 

【事業用物件は、実際に店として使えるまでに時間がかかる!】

こういった事業用の物件契約をしようと思うと、「契約事に思ったよりも時間がかかる」という点が気をつけなければいけないポイントです。

参考までに、僕らのBARをオープンするまでのケースですが、

2017年7月:物件を探し始める

2017年9月:物件が決まり、契約手続きに取りかかる

2017年10月:初期費用の支払い(ここで正式に契約完了)、不動産会社との書類登録

(書類に関しては多すぎて、どんなものを書いたか忘れました( ̄∇ ̄) とにかく名前と住所は10箇所くらい書いて、印鑑は15箇所くらい押して、非常に疲れた記憶だけが残ってます。笑)

2017年12月:必要物品の調達と搬入(冷蔵庫、電子レンジ、IHコンロ、業務用フライヤー、調理台、製氷機、BGM用スピーカー、その他細かい備品)

2018年1月:BARオープン!

(ちなみに僕らは計画性がなかったので、引っ越し作業がオープン時間に間に合わず、オープン初日は当時の相方しょうごが接客とドリンク作り、僕がその横でひたすら荷物を片付けるという、なんとも情けないスタートでした( ̄∇ ̄)笑)

 

まあ結局何が言いたいかというと、「事業用の物件を契約するには、かなり時間がかかる」ということです!

なので物件を契約して、お店を持った事業をされたいという方は計画性を持って、「開業したい日の3か月前には物件を押さえておく」ことがオススメですね( ^ω^ )

 

 

☆開業に必要な手続き☆

個人事業主として事業を始めるには、「開業届」という書類を管轄の税務署に提出する必要があるのですが、

「開業届」と聞くと、「この手続きってけっこう大変なの?( ;∀;)」と心配される方も時々いらっしゃいます。

ですがこの開業手続きについては、時間は全然かからないし簡単です(*´∀`*)

以下に手順を説明していきますね。

 

【⑴:クラウドサービスを使って、開業届を作成する】

これは税務署で書類をもらって手書きしても良いのですが、パソコンやスマホをお持ちの方であれば、ネットでの作成が楽かと思われます♪( ´▽`)

中でも僕のオススメは、「freee」というクラウド会計ソフトです!こちらは初心者の方にも非常に使いやすくて簡単(*゚▽゚*)

ネットで「freee」と検索すると、おそらく一番上にサイトが出てきますので、そこから入って書類を作成します!

*後ほど詳しく書きますが、申告を「青色申告」にしたいという方は、開業届に加えてもう1つ「所得税の青色申告承認申請書」という書類も記入しておくと便利です。

この作業は、おそらく15分もあれば終わると思います(^ ^)

 

【⑵:印刷して、管轄の税務署に提出】

先ほど作成した書類を印刷して、管轄の税務署に提出したら終わりです!

管轄の税務署というと、「事業地として登録する市区町村の税務署」になります(=゚ω゚)ノ

例えば僕のBARは名古屋市中区にお店がありますので、「名古屋中税務署」に行くことになりますね。

 

書類を出す際に、マイナンバー情報と印鑑が必要になりますので、こちらもお忘れなく。

これで書類が受理されたら、晴れて個人事業主となることができるというわけです( ^ω^ )

 

【開業届は必ず出さないといけないの?】

少し余談ですが、たまに聞かれる「開業届を出さないといけないのか問題」について少し書いておきますね( ・∇・)

一応国が出しているルールは、「開業してから1か月以内に開業届を出してください」とのことです。

ですが1か月を過ぎてから提出したり、出さないまま事業をしても、特にペナルティーを課せられることはありません。

 

なのですが、以下に当てはまる方は、開業届を出す必要があります。

 

・事業用の銀行口座を作りたい!

個人事業専用の銀行口座を持ちたい方は、銀行に行って口座開設をしようとすると、「開業届控えのコピーを出してください」と言われます。

つまり開業届を出していないと、事業用の口座を作ることは難しくなりますね( ;∀;)

 

・企業とのやりとりが多い事業をする

企業からお仕事をもらって仕事をするような、フリープログラマーさん・フリーライターさんのようなケースなら必要ないかと思いますが、

「企業と提携して事業を行っていきたい」という方は、開業届などの「実際に事業をやっているという証明書」がないと企業さんが相手にしてくれないケースもあるようです( ̄∇ ̄)

 

 

☆個人事業主の青色申告と白色申告について☆

開業届を出しに行くと、おそらく税務署の方から、「申告は青色と白色のどちらになさいますか?」と聞かれるかと思います。

この時に「白色申告」を選ばれる方は、特に何も手続きはありません。

ですがもし「青色申告」にしたいという方は、このタイミングで一緒に「所得税の青色申告承認申請書」という書類を出しておきましょう♪( ´▽`)

 

「青色申告と白色申告は何が違うの?( ;∀;)」という方は、以下の記事に入ってもらって「白色申告と青色申告の違い」という項目をお読みください(^ ^)

【基礎】白色確定申告のやり方とは?100人に対面で教えた初めての方でもできる方法

2019.12.08

よく税務署の方は「青色申告の方が控除額も大きいしお得ですよ〜(^ ^)」と言われますが、白色申告にした方がお得な方も多く見られます。

なのでこちらの記事で「自分は青色と白色、どちらが良いのか」をしっかり判断してもらえたらと思いますね♪( ´▽`)

 

 

☆おわりに☆

以上「初めて個人事業主として独立される方向けの開業準備に必要なこと」の記事でした!

いろいろと書きましたが、「開業手続きとしてやるべきことは、そんなに多くない」と思っていただけたんじゃないでしょうか?♪( ´▽`)

物件を契約される予定がない事業者の方は、「1日あれば全て終わる作業」ですし、

物件を契約される予定がある事業者の方は、「開業は3か月計画」として、少しずつ準備を進めていってもらえたらと思いますね( ・∇・)

 

何かご意見・ご質問のある方、帳簿ファイルが欲しいという方は、以下のお問い合わせフォームより、ご連絡ください。

 

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