【前編】引っ越しの際必見!賃貸物件の初期費用を10万円以上お得にする方法
こんにちは!ファイナンシャルプランナーのズッキーです。
今回は賃貸物件に入居・引っ越しする際、知っておくとお得な情報「賃貸物件を10万円以上お得に借りる方法まとめ」をご紹介します。
引っ越しには、数十万円の初期費用がかかります。
それらが一体何に使われる費用なのか、また請求された金額が適正なのか、素人が判断するのは難しいですよね。
そこで、あなたが賃貸物件の契約時に損することがないよう、この記事が参考になれば幸いです。
この「賃貸物件をお得に借りる方法」の内容は、まとめると非常にボリュームがあるため、2記事に分けてご説明します。
前編では、「不動産業界の実態」や、「賃貸物件を借りる場合の何に気をつけてどう動いたらいいか」
後編では、不動産会社にボッタクられないために「値下げ交渉できる項目とその理由」
について解説しています!
この2記事を読んで行動するだけで、賃貸物件の初期費用が10万円以上お得になるでしょう。どうぞお楽しみに〜!
・賃貸物件に関わる人物と役割
・不動産業界の実態
・賃貸物件を契約する時のオススメ行動
賃貸物件に関わる人物と役割
まず最初に、賃貸物件に関わる人物と、誰がどういう役割なのかを確認しておきましょう。
まとめるとこんな感じですね。
入居者:賃貸物件を借りる人
仲介業者:物件を仲介して営業する人。物件を契約してもらうと報酬が入る。
管理会社・保証会社:入居後のやりとりをする人。管理にて報酬が入る。オーナーが兼任している場合もあり。
オーナー(大家さん):賃貸物件の持ち主
ここで押さえておきたいのは、物件契約時に関わるのは「仲介業者」のみということ!
オーナーさんとは、基本的に直接のやりとりはありませんし、
管理会社や保証会社も、関わるのは賃貸物件の入居が決まってからです。
なので賃貸物件の契約時には、
・良心的な仲介業者を見極めること
・仲介業者に味方になってもらうこと
が勝負です。
不動産業界の実態
次に、なぜ賃貸物件契約時の注意点を知らないと、大きく損をしてしまうのか?についての解説をしていきます。
その原因は不動産業界の実態にあり、大きく知っておいていただきたいポイントは以下の2つです!
⑴:知識がないと、余分な初期費用を請求されていても気づけない
不動産は知識が勝負の業界です。
何も知らない一般人(僕ら)が物件探しに行って、営業担当(プロ)に知識で勝つのはまず無理でしょう。
それを良いことに、仲介業者の中には悪質な対応をしてくるところもあり、そうなると簡単に丸め込まれてしまう人が大半です。
しかも仲介業者の収益は「入居者に契約をしてもらうこと」でのみ発生するため、
上手いこと言って契約させようとする担当者もいます。
これらの背景によって、万が一おかしい請求をされていても、気づけないことが多いのです。
⑵:攻略のポイントは、良い仲介業者を探すこと
よって仲介業者は、良心的な会社から悪質な会社までさまざまです。
賃貸物件を探す際は、つい物件の条件にばかり目が行きがちですが、同時に「良心的な仲介業者かどうか」もよく見ておいてくださいね。
良心的な仲介業者さんの元で契約できれば、初期費用を10万円以上お得にできます!
ちなみに、賃貸物件を取り扱っている仲介業者さんはたくさんありますが、
同じ物件であれば、「基本的にどこの仲介業者でも取り扱いが可能で、かかる費用も同じ」となります!
なのでもし
「この物件はうちでしか取り扱っていませんよ〜」
「この金額で入居できるのはうちだけですよ〜」
などと言われたら、仲介業者の質を疑ってください。笑
賃貸物件を契約する時のオススメ行動
最後に、賃貸物件を借りる時にオススメの行動手順を解説します。
具体的な手順は、以下の6ステップです!
⑴:希望条件を整理する
まず仲介業者に伝える、希望の条件を整理しましょう。
・エリア
・家賃
・共益費
・築年数
・最寄り駅からの距離
・間取り
・専有面積
をはじめ、考えなければならない条件は山ほどあります。
僕のオススメ条件整理方法は、
「最低限これだけは譲れない!」というものと
「ここまであれば理想!」というものの2段階に分けて整理する
ことです。
⑵:ネットで物件を探す
ネットの賃貸物件仲介サイト(SUUMOなど)で、希望条件を入力してみてください。
そこで気に入った物件があれば、そのまま内覧申し込みをすればOKです!
もし希望条件の物件がネットで見つからなかった場合、近くの仲介業者を直接尋ねてみましょう。
⑶:内覧して、見積書をもらう
候補の物件は必ず内覧に行きましょう。実際に中を見ることで、イメージが大きく変わることがあるからです。
住みたい物件が決まったら、できるだけ多くの仲介業者から相見積りを出してもらうのがオススメです。
相見積りを出してもらうと、良心的な対応をしてくれる業者かどうかの判断ができます。
⑷:仲介業者の質を判断する
相見積りを出してもらった業者の対応とホームページで信頼度を判断します。
ホームページで見るべきポイントは、サイト内に「借りる側にとって役立つ情報」が入っているか
サイト内に有益情報がたくさん入っていれば、相手目線に立った対応をしてくださる仲介業者の可能性が高いです。
⑸:印象の良かった不動産会社3社と交渉する
印象の良い仲介業者ベスト3が決まったら、その3社に費用交渉をしましょう。
費用交渉の詳細は、後編の記事にてまとめており、この記事の一番下から移動できます。
こちらの交渉に快く応じてくれるかどうかも、仲介業者を判断する重要ポイントです!
⑹:契約する
頼れる仲介業者かつ、住みたい物件が見つかったら契約をします。
この段階まで、こちらから仮申込み書類にサインをしたり、手付金などを入れないようにしてください。
仮申込みのサインをしたり手付金を一旦払ってしまうと、仲介業者からキャンセル料を請求されたりして、後々面倒なことになる恐れがあるからです。
これで無事に契約となります!
おわりに
以上「【前編】引っ越しの際必見!賃貸物件の初期費用を10万円以上お得にする方法」の記事でした!
いろいろと書きましたが、結論をまとめると
・賃貸物件を契約する際、知識がないと10万円以上ボッタクられる可能性がある
・賃貸物件をお得に契約したければ、良心的な仲介業者の元で契約する
・オススメ行動6ステップを着実にこなしていけばお得になる
となります!
後編の記事では、「値下げ交渉できる費用とその理由」をまとめています。
こちらもぜひチェックしてみてください!
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