新社会人の方必見!個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?実態を徹底解説!

☆新社会人の方必見!個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?実態を徹底解説!☆

こんにちは!ズッキーです(^ ^)

今回はタイトルを見て「何これ?( ;∀;)」と思われた方もいるかもしれません。今回のテーマは「個人型確定拠出年金(iDeCo)」について書いていきます!

はい、なぜ今回このテーマを書いたのかというと、感の良い方はもうお気づきでしょうか?( ・∇・)

タイトルに「新社会人の方必見」とありますね。

これはどういうことかというと、4月から晴れて新社会人になられた方も多いと思います(*´∀`*)

そちらの入社式なんかで、「みなさんも社会人になられたことだし、今後の年金対策を考えていかなければなりません」みたいな話をされる会社も多くあります。(僕のイメージですが、大企業になればなるほどこのオリエンテーションがあるイメージです。)

その時に「この確定拠出年金(iDeCo)は国がやっている良い制度ですよ〜(*´∀`*)」などとといって、加入を勧めてくるケースがあるのですが、

僕からすると「ちょっと待った!(=゚ω゚)ノ」と言いたくなるのです。

 

この確定拠出年金(iDeCo)は、たしかにメリットも多いです。

ですがデメリットもいくつかあるので、そこをしっかり理解した上で、加入するかどうかを決めてもらえたらなと思ってます♪( ´▽`)

正直新社会人の方が納得できるような説明もなく、加入を勧める会社も多いですからね‥( ;∀;)

この記事を読んで、「自分は確定拠出年金(iDeCo)を活用した方が良いか」の判断基準を身につけてもらえたら嬉しいです( ^ω^ )

 

目次

・個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?

・確定拠出年金(iDeCo)の仕組み

・確定拠出年金(iDeCo)に加入できる人はどんな人?

・確定拠出年金(iDeCo)のメリット

・確定拠出年金(iDeCo)のデメリット

 

 

☆個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?☆

そもそも個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、簡単にいうと「自分で作る年金制度」の一手段です!

特に今の20代の方々(僕も含む)は、将来の年金制度に不安な人も多いんじゃないでしょうか?( ;∀;)

僕もこの先「日本の人口はどんどん減少していく」「高齢化がさらに進んでいく」などといった点から、正直未来の日本の年金制度には不安しかありません( ̄∇ ̄)笑

そんな「不安があるよ」という人に対して、自分で資産運用をして年金を準備できる制度がこの個人型確定拠出年金(iDeCo)になります( ・∇・)

 

一応「そもそもの年金制度について知っておきたい」という方は、僕が「年金制度を説明した記事」も書いておりますので、こちらも読んでみてくださいね(*´∀`*)

健康保険証、年金制度はどんな時に役立つのか?〜知っておいてお得な制度〜

2019.03.19

 

ちなみにこの確定拠出年金(iDeCo)には「個人型」の他にもう1つ「企業型」というのがあります。

個人型は、みなさん個人が自分自身の年金を用意する制度。

企業型は、会社の社長が福利厚生などで、従業員の退職金などを用意するために利用する制度。

となります(^ ^)

個人型と企業型で内容はかなり変わるので、今回は「個人型」に焦点を当ててご説明していきますね♪( ´▽`)

 

 

☆確定拠出年金(iDeCo)の仕組み☆

じゃあこの確定拠出年金(iDeCo)と使って、どうやって年金を準備していくのか?その仕組みについてです( ・∇・)

仕組みとしては、以下の3ステップになります!

 

【⑴:加入者が事前に決めた一定の金額を毎月積み立てる】

金額に関しては人によるのですが、毎月5000円〜68000円の中で、「自分で決めた金額」を毎月指定した銀行口座に積み立てていきます。

これは基本的に加入した月から60歳になるまで、毎月積み立てるものと思ってくださいね(=゚ω゚)ノ

なので「毎月これくらいは貯金しても、確実に生活に支障は出ない」という金額を設定するのがポイントです。

 

人によって掛け金は上限があります(下限は全員5000円)ので、参考までに載せておきますね(*´∀`*)

職業 上限金額
公務員

月額12000円

会社員(企業年金あり) 月額12000円・20000円(企業年金の種類による)
会社員(企業年金なし) 月額23000円
専業主婦(夫) 月額23000円
自営業 月額68000円

 

【⑵:定期預金・保険・投資信託などの金融商品を使って自ら資産運用する】

積み立てた金額を実際に資産運用するのですが、この資産運用は加入者本人がすることになります。

つまりこの確定拠出年金(iDeCo)をするなら、ある程度の金融知識は持っておいた方が良いと思いますし、その方がやりがいも感じられると思います♪( ´▽`)

まあ最悪「資産運用なんて全くわからないし、勉強もしたくない‥( ;∀;)」という方は、定期預金に預けておいて何もしないという選択肢もありますのでご安心を(^ ^)

 

【⑶:運用したお金は、60歳以降に年金や一時金といった形で受け取る】

さて、加入した時から60歳まで積み立てたお金は(少なくても銀行の普通預金に預けていた場合よりは、お金が増えていると思います。)、老後資金として返ってきます( ^ω^ )

受け取り方は、年金方式(毎月決まった額が口座に振り込まれる)と、一時金方式(貯まった金額を一括で受け取る)が選べますね(*´∀`*)

「最初に年金方式にしたけど、急遽お金が必要になったから途中で一時金」ということもできます。

 

 

☆確定拠出年金(iDeCo)に加入できる人はどんな人?☆

では次に、確定拠出年金(iDeCo)はどんな人が加入できるのかについてです。

対象は、「20歳以上60歳未満で、公的年金を支払っている人」となります(=゚ω゚)ノ

公的年金とは、日本国民が義務付けられている、強制的に支払わなければいけない年金のことですね。

国民年金の方は、毎月約16500円

厚生年金の方は、毎月約16500円+α

を支払っていることが前提となります( ´ ▽ ` )

 

ちなみに加入資格を判断できるサイトもありますので、載せておきますね(^ ^)

https://www.dcnenkin.jp/diagnosis/

 

 

☆確定拠出年金(iDeCo)のメリット☆

確定拠出年金(iDeCo)のメリットは以下の4点です♪( ´▽`)

 

【⑴:掛けた金額が全額「所得控除」となり、所得税・住民税が節税できる!】

この「大きく税金対策ができる」という点は、この確定拠出年金(iDeCo)における1番のメリットと言えるでしょう(*゚▽゚*)

「掛け金の全額が所得控除」となっていますが、イメージしやすいように例題を使って節税学を調べてみましょう。

 

例:現在27歳の方(年収400万円)が、月1万円ずつ60歳まで積み立てした場合

計32〜33年の合計節税金額は594000円!年間で18562円の支出を減らせることになります♪( ´▽`)

これは地味に大きい金額ではないでしょうか?( ^ω^ )

 

【⑵:運用で得た利益も非課税】

実際問題、何も確定拠出年金(iDeCo)をやらなくても、株やFX・仮想通貨など、他の手段を用いて資産運用をすることもできます。

ですがこの場合、運用利益のうち、約20%は税金がかかるというルールになっています( ;∀;)

つまり「株で1万円の利益が出た!( ^ω^ )」という場合でも、実際に税金が2000円(20%分)引かれるので、自分の口座に振り込まれるのは8000円‥( ̄∇ ̄)

 

ですがこの「確定拠出年金(iDeCo)で出た利益は、全額自分の利益」とすることができるのです(*´∀`*)

これもまた大きいメリットですね!

 

【⑶:年金を受け取るときも「公的年金等控除」や「退職所得控除」の対象】

まだまだ税金がかからない点として、「運用後の年金を受け取る時」も税金がかかりません(*´∀`*)

つまり確定拠出年金(iDeCo)にかかるお金は、全く税金の計算からは逃れられるというわけですね!

 

【⑷:月5000円から始められる資産運用】

実際に「投資をしよう」と思うと、どうしても元本となるお金が必要になるケースが多いです。

株でも通常は10万円くらいの元手が必要、不動産投資は頭金で数百万円、外貨投資も100万円くらいの元手があってようやくメリットが出せるかと思います(=゚ω゚)ノ

ですが貯金がそんなに多くなくても始められるのが、この確定拠出年金(iDeCo)制度(*´∀`*)

月5000円から始められるのも、人によっては大きい魅力ですね!

 

 

☆確定拠出年金(iDeCo)のデメリット☆

反対に、確定拠出年金(iDeCo)のデメリットは以下の3点です( ;∀;)

こちらは特に慎重にお読みください。

 

【⑴:60歳になるまで引き出せない!】

僕の意見ですが、この「途中でやめられない」という点が確定拠出年金(iDeCo)における1番のデメリットかと思ってますね( ;∀;)

例えば20歳の時に加入して、60歳までの40年の間に家計事情なんて大きく変わるでしょうし、40年先を予想することなんて不可能でしょう( ̄∇ ̄)

つまりこの確定拠出年金(iDeCo)に支払うお金は「老後資金以外では使えない」ということです。この使い勝手の悪さは加入する前によくお考えください。

 

【⑵:運用次第では、積み立てた掛け金(元本)を下回ることもある!】

先ほどこの確定拠出年金(iDeCo)に掛けたお金は「ご自身で資産運用する」と書きました。

資産運用なので、つまりは運用に失敗すれば「60歳の時に、これまで積み立てた掛け金以下の金額しか残ってない‥( ;∀;)」ということは残念ながら十分にあり得るわけです。

ここもよくご注意ください(=゚ω゚)ノ

 

【⑶:口座開設・維持費がかかる】

積み立てる掛け金以外にも、確定拠出年金(iDeCo)には必要となるお金があります。

それはiDeCo加入時に口座開設手数料として2777円、毎月の口座維持手数料に月167円がかかります( ̄∇ ̄)

例えば30歳の時に加入して30年間加入すると、トータルで必要な金額は、2777円+167円×360か月=62897円

この費用がかかることもご理解ください( ・∇・)

 

 

☆おわりに☆

以上「新社会人の方必見!個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?実態を徹底解説!」の記事でした!

新社会人以外の方でも、名前は聞いたことのある方も多いこの確定拠出年金(iDeCo)制度、ご理解いただけましたでしょうか?(=゚ω゚)ノ

僕が思う結論としては、「収入が生活ギリギリであれば、加入はしない」

「毎月確実に余るお金があるが、税金対策はしておきたい!という方は、上記リスクを承知の上で加入する」

のが良いのかなと思っております♪( ´▽`)

 

何かご意見・ご質問があれば、以下のお問い合わせフォームよりお尋ねください(^ ^)

 

1 個のコメント

  • 20代の人は将来年金いくらもらえる?国のデータから予想を立ててみた | コンパスルーム@名古屋で日本一お悩み相談のできるコワーキングスペース へ返信する コメントをキャンセル

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